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                皮膚は「表皮」「真皮」「皮下組織」の3層によって構成され、表皮の95%が表皮細胞、残りの5%にメラノサイトという色素細胞が含まれています。 メラノサイトは表皮の1番下の層である基底層と毛の根元の膨らみがある部分の毛球に存在します。基底層のメラノサイトは、表皮細胞にメラニン顆粒を供給することで紫外線から皮膚を防御する役割を担っています。
白斑(はくはん)は、このメラノサイトが何らかの原因で減少・消失または機能が失われるなどして、皮膚が白くなる病気です。

白斑にはさまざまな種類(※)がありますが、代表的なものは尋常性白斑で白斑全体の約60%を占めます。
※ 詳しくは「尋常性白斑診療ガイドライン」を参照ください。
| 白斑には、症状によって複数の治療法があります。大きく分類して下記の4つの方法です。 | |||
|  | 1 塗り薬発症の初期に用いられることが多い。ステロイド、カルシニューリン阻害剤、JAK阻害剤、活性型ビタミンD3など。 |  | 2 光線療法塗り薬と組み合わせて用いられる場合もある。紫外線療法(ナローバンドUVB・エキシマライトなど)が多い。 | 
|  | 3 飲み薬ステロイド、免疫抑制剤。塗り薬と併用して処方されることがある。 | 4 外科的治療主に、ミニグラフト法、吸引水疱蓋植皮法、スマッシュグラフト法、メラノサイト含有自家培養表皮がある。いずれも患者さん自身の皮膚を用いた治療。   | |
| 白斑には、症状によって複数の治療法があります。大きく分類して下記の4つの方法です。 | |||
| 1 塗り薬発症の初期に用いられることが多い。ステロイド外用・活性型ビタミンD3軟膏、免疫抑制剤軟膏など。 |   | ||
| 2 光線療法塗り薬への反応が良くない場合に用いられる。紫外線療法(ナローバンドUVB・エキシマライトなど)が多い。 |   | ||
| 3 飲み薬ステロイド内服薬。塗り薬と併用して処方されることがある。 |   | ||
| 4 外科的治療主に分層植皮術、吸引水疱蓋形成術、点状全層皮膚移植術がある。いずれも患者さん自身の皮膚を用いた治療。 | |||
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治療方法は、白斑が進行しているか否か、年齢、白斑の場所などを考慮し、決められます。一般的に、塗り薬あるいは光線療法から開始し、効果がないと判断された場合には外科的治療が行われます。
*治療法の選択は医師・医療機関によります。詳しくは皮膚科の専門医へご相談ください。治療方法の詳細は 尋常性白斑診療ガイドラインをご覧ください。
白斑治療の再生医療「メラノサイト含有自家培養表皮」はこちら