米・Tufts Medical CenterDavid Rosmarin氏らは、体表面積10%以下の脱色素斑を伴う白斑患者に対し、外用ヤヌスキナーゼ(JAK)1/2阻害薬ルキソリチニブの有効性および安全性を評価する臨床試験2件を実施し、白斑病変の再色素沈着領域の拡大への有効性を示しました。24週時点で、顔面白斑面積スコア指数が試験開始時から75%以上改善した割合が、ルキソリチニブを投与した群では、対照群と比較して優位に優れていました。安全性に関して、痤瘡・瘙痒などの有害事象が認められたものの、既存の治療法で生じやすい塗布部位の刺激感がほとんど発現しませんでした。
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