ReeNT(東京慈恵医科大学発スタートアップ企業)は鼻腔粘膜上皮から採取した細胞で作ったシートの真珠腫性中耳炎と癒着性中耳炎に対する医師主導治験を進め、2024年内の承認申請、2025年の承認取得を目指しています。承認されれば、耳鼻咽喉科分野における国内初の再生医療製品となります。中耳真珠腫の外科手術後、組織が再生する過程で、真珠腫の再発や鼓膜の再癒着が生じやすくなりますが、自家鼻腔粘膜上皮細胞シートを用いて、患部を保護することで再発を防止する効果が期待できるとされています。
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