ヴィクトリーナ姫路 チームメンバーズ インタビュー

ヴィクトリーナ姫路インタビュー

  • 逆瀬川 由衣選手
  • ヴィクトリーナ姫路
  • 眞鍋 政義ゼネラルマネジャー
  • 竹下 佳江監督
  • 高木 理江選手 大田 知香選手
  • 永冨 悠也メディカルトレーナー
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ヴィクトリーナ姫路
チームメンバーズ インタビュー

ヴィクトリーナ姫路
竹下佳江 監督 
<Takeshita Yoshie>

はじめに、ヴィクトリーナ姫路について教えてください。
ヴィクトリーナ姫路は、今年からV2リーグに参戦しています。2016年に立ち上がったばかりのチームですので、まだまだ足りない部分も多いと思いますが、随分実力の底上げができてきていると思います。選手たちのポテンシャルを引き出し、良い結果を出していきたいですね。チームの目標はもちろん優勝することです。
逆瀬川選手はどのような選手でしょうか。
とてもバレーボールが好きで一生懸命頑張る。また周囲に気配りができる選手です。私たちはプロチームですので、監督としては彼女のひざについて特に意識せず、他の選手と同様に接しています。
竹下監督は現役時代にケガに悩まされたことなどありますか。
私自身は、骨折や脱臼はありますが、選手生命に関わるシリアスな状態になることは幸いありませんでした。
ただ、バレーボール選手のひざのケガは昔から多いです。現役時代は、ひざ軟骨欠損などのケガをすると、現役復帰は難しく、日常生活に戻るだけでも精一杯。残念ながら引退してしまう選手が多くいました。
今は医学の進歩で、ケガをしても現役を長く続ける、そんな選手が増えてきていると感じます。
自家培養軟骨移植術はリハビリ期間が約1年必要とされています。プロの世界ではこのブランクはやはり大きいのでしょうか。
プロは1年1年が勝負で、とにかく結果を出さなければならない世界です。きびしい言い方ですが、1年の休業期間分の技術力が他の選手に追いついていないとプロでは復帰できないのが現実です。
私自身も一時期バレーボールを離れ、復帰しましたが、ケガで辞めたわけではないので、メンタル部分は彼女とは随分違うと思います。彼女はひざのケガと向き合いつつ、プロとしての技術を求められ、それに応えて現役復帰してきたので、すごくハードルが高かったと思います。
再生医療(自家培養軟骨移植術)についてどう思われますか。
再生医療(自家培養軟骨移植術)は、私が実際にやったわけではないので、あまり具体的には言えませんが、彼女が頑張ることによって未来のいろいろなところにつながると感じています。後輩の選手もそうですが、同じ症状の方や家族など周りの方にも大きな希望を与えることができると思います。
非常に難しいケガからプロスポーツに復帰することは、彼女にとって相当なチャレンジだったと思います。その気持ちを忘れず、チームで頑張ってくれることを期待します。
ありがとうございました。

竹下監督からみなさまへ

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