再生医療等製品とは？

再生医療等製品とは、以下のような製品で、国（厚生労働省）に審査・承認されたものです。

• （1）人又は動物の細胞に培養等の加工を施したものであって、
• イ　身体の構造・機能の再建・修復・形成するもの
• ロ　疾病の治療・予防を目的として使用するもの
• （2）遺伝子治療を目的として、人の細胞に導入して使用するもの

2024年4月現在、20種類の再生医療等製品が承認されています（参考リンク）。

対象疾患はさまざまですが、大きく分けて、手術で移植する製品と薬のように点滴や注射で投与する製品があります。 中でも、がん治療に用いられるCAR-T製品は日本国内だけでなく海外でも活発に開発されています。日本では海外と比較して移植する製品が多く治療に用いられています。

日本の再生医療は最先端！？

日本では世界に先駆けて、再生医療を推進する画期的な法律が2014年に制定されました。 その後、国と研究機関、そして企業が知恵を出し合い、協力しながら、海外よりも先進的な再生医療の環境を整備してきました。 現在では、世界各国が日本の取り組みを参考にして再生医療を推進しようとしています。