●6週〜3カ月目(移植した軟骨の硬さ:ゼリー)
自宅やリハビリルームで、引き続き「
B 可動域訓練」「
D 筋力トレーニング」「
E 協調性トレーニング」をおこないます。
術後6週目くらいで松葉杖を外し、自立歩行の訓練をおこない、「部分荷重歩行」から、全体重を掛ける「全荷重歩行」にシフトしていきます。回復状態の良い方も、ひざに無理の掛かる「階段の上り下り」「駆け足」「長時間の歩行」は原則禁止です。生活する上で、階段を避けられない方は、医師に十分相談してください。また、「急に立ち上がる」「急に方向転換する」などの「急な動作」も避けてください。

●3〜6カ月目(移植した軟骨の硬さ:ゼリーからパン生地)
「B 可動域訓練」「D 筋力トレーニング」のリハビリメニューは術後3カ月程度で終了します。あとは、医師や理学療法士と相談して、自分に合ったトレーニングをおこなっていきます。「C 荷重歩行訓練」「E 協調性トレーニング」は継続します。
「階段の上り下り」や「床に座る」などは、ゆっくり様子を見ながら始めます。「急に方向転換をする」「急に立ち上がる」など、ひざに負担を掛ける動作は禁止です。
●後半年以上の時期は、回復に個人差が大きく出てくるため、最も注意が必要です。
回復が著しい患者さんの中には「元の生活に戻った、完治した」と思われる方もいらっしゃいます。しかし、「自家培養軟骨」が完全な軟骨組織になるまでには一定の期間が必要であり、この期間が短くなることはありません。ここで無理をすると、定着しかけた「自家培養軟骨」が剝がれ大変なことになってしまいます。