お知らせ 2024.03.01
角膜上皮幹細胞疲弊症、再生医療による治療法確立
角膜上皮幹細胞疲弊症(LSCD:limbal stem cell deficiency 以下、LSCD)は、角膜輪部が傷つくことで黒目の表面に結膜上皮が侵入し、その結果、角膜表面が白濁、視力が低下する病気です。LSCDは先天性の疾患である無虹彩症、アルカリ腐食や熱傷といった外傷、スティーブンス・ジョンソン症候群や眼類天疱瘡、移植片対宿主病といった後天性の疾患が原因で引き起こされます。LSCDの治療は2020年に自家培養角膜上皮 ネピック®、2021年に自家培養口腔粘膜上皮 オキュラル®、さらに2022年に口腔粘膜由来上皮細胞シート サクラシー®といった再生医療等製品が製造販売承認を受け、角膜上皮幹細胞を移植する治療が可能になりました。再生医療によるLSCDの治療は術後に炎症、感染、ドライアイなどの合併症へのリスクが高まることから長期的な術後フォローが必要であるとのことです。
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