自家培養軟骨移植術について
再生医療と聞くと、お金が掛かる自費治療で、自分には縁がないと思っている方がたくさんいらっしゃいます。
「自家培養軟骨移植術」は、日本で2番目に保険が適用された再生医療です。
治療費は、高額療養費制度の対象にもなるので、患者さんが支払う費用は月額6~25万円程度(年齢、年収、入院期間などにより変動)です。
「自家培養軟骨移植術」は、2013年4月から保険が適用されています。さらに、高額療養費制度(※)の対象にもなります。この治療を受ける際、患者さんの自己負担額は数十万円程度です(年齢や年収、入院期間などによって変わってきます)。
費用の内訳には、「自家培養軟骨」の「材料費」216万5千円(税込)(2020年4月現在)や、その他、「手術料」「麻酔料」「検査料」「注射料」「画像診断料」「入院料」などが含まれます。これらの費用は病院により異なりますが、全て保険が適用されます。保険が適用されないものとして「食事代」「個室料」「追加サービス料」などがあります。
(※)詳しくは厚生労働省のホームページをご覧ください。