●ひざの痛み(膝痛)は、一時的であったり、日常生活上、不便がなかったりすると、治療を後回しにしてしまう人が多いようです。 しかし、ほっておくと潜在性に徐々に進行してしまい大変なことになるケースも多くあります。 ここでは、ひざの痛みの原因と進行した場合にどうなるのかを紹介します。 もちろん専門医療機関での正しい診断と的確な治療が必要ですので、あくまでも参考としてください。
靱帯損傷 半月板損傷 鵞足炎 腸脛靱帯炎(ランナー膝) 膝蓋腱炎(ジャンパー膝) 膝蓋骨骨折
ふたつ目は、特にケガをしたわけではないけれど、加齢や病気などが原因で痛みが生じてくる場合です。
変形性関節症 関節リウマチ 腫瘍 痛風 ベーカー嚢腫

靱帯損傷の症状は、急性期(約3週間)は、ひざに痛みや可動域制限や腫れ(関節内血腫)がでてきます。 急性期を過ぎると痛み、腫れ、可動域制限は回復してきます。 しかし、損傷部位や外力の大きさによってはひざの不安定感が徐々に目立ってくることがあります。 これは下り坂やひねり動作、急に立ち止まったりする際にはっきりわかることが多いです。 一般に外反強制により内側側副靱帯が損傷し、内反強制により外側側副靱帯が損傷します。 また、着地姿勢で足が外に向いてひざが内に入るなどの外力で前十字靱帯が損傷し、 高所からの転落や交通事故によるクルマのダッシュボード接触で脛骨前面の後方への外力がかかり後十字靱帯が損傷します。 最も頻度が高いのは内側側副靱帯損傷であり、外側側副靱帯が単独で損傷することは非常に稀です。 非常に強い外力を受けた場合は複数の靱帯に損傷が及ぶこともあります。
ほっておくとどうなるの?
靱帯が切れて不安定感がある状態で長期間過ごすと、ひざくずれが頻回に起こり、関節軟骨が摩耗したり、半月板が損傷していきます。 また慢性的な痛みや腫れ(水腫)なども起きることがあります。こうしたことを繰り返すと、 ひざの機能が悪化して、次第に変形性関節症に進みます。 スポーツをしない方も将来を考えると靱帯再建術で治した方がよいとされています。